
肘関節痛の痛みは急性期の痛みと慢性期の痛みで症状も違いますし、原因、治療の方法も変ってきます。急性期には転倒や肘の強打で骨折や脱臼があります。また、痛風やリウマチによる関節炎、感染症による関節炎も起こります。これらを調べるためにまずメディカルチェック(病院検査)は重要です。上記したものを除外できれば通常のアイシングや物理療法の急性期治療が施されます。また皆さんがお困りなのは慢性の肘関節痛ではないでしょうか。。過使用による靭帯の断裂、骨の変形が多いです。子供でも見受けられ、リトルリーグ肘は有名です。慢性期の痛みは症状を悪化させる動作があるものですし、常に違和感を感じるようにもなり、スムーズな肘関節の動きが失われます。上手な筋肉のエクササイズと肘関節に対して負担がかからないフォーム作りが重要な課題になるでしょう。
【一般的な肘関節痛の症状】
外側上顆炎(よくあるテニス肘)
外側上顆炎の肘関節痛の症状は、まず手首を伸展してトウ側変位して回外を伴う運動や作業が多く継続すると肘の外側に痛みが出てきます。外側上顆の圧痛があります。手首を伸展したり伸展筋をストレッチしたりすると痛みが憎悪します。この場合外側側腹靭帯の不安定性を削除しなければなりません。肘を内反させてみて痛みがあれば外側側服靭帯の異常も考えられます。
内側上顆炎(よくあるゴルフ肘)
内側上顆炎の肘関節痛はよくあるゴルフ肘で、ゴルフのスクリュードライバーを使うと出るといわれています。また、カナズチで釘を打ったりして、肘の内側に痛みが出てきます。手首の屈筋群と回内筋の異常です。患部を触ると痛みがあります。手首を屈曲して痛みがあり、屈曲筋をストレッチしても痛みがあります。また肘の回内でも痛みが出ます。
上腕三頭筋腱炎
上腕三頭筋腱炎の痛みは肘の後ろ側の肘頭での痛みです。上腕三頭筋の過使用か外傷なので、触診で痛みがあります。また肘を伸展する事でも痛みが増します。
肘頭滑液包炎
肘頭滑液包炎の肘関節痛の症状は肘の後方の肘頭の痛みです。肘を伸展、屈曲どちらに動かしても痛みがあります。肘頭に腫脹があります。この場合、感染症や痛風やリウマチの診断をしなければなりません。いずれも血液検査などのメディカルチェック(病院治療)が必要です。
リトルリーグ肘
リトルリーグ肘の関節痛の症状は肘の内側と外側に痛みがあります。触診で痛みが憎悪し、動かす事も嫌うようになります。いずれ変形を招きますので症状が悪化しないような野球の仕方が重要です。
ナースメイド肘
ナースメイド肘は2〜4歳くらいの幼児の肘の脱臼です。トウ骨頭が脱臼して重度の痛みがあります。位置異常が見てわかります。
肘部管症候群
肘部尺骨神経の問題です。肘の内側の触診の痛みがあり4指、5指の痺れを生じます。尺屈筋力の低下、肘を屈曲すると肘で神経がいたずらされて、手の痺れが悪化します。肘の外傷や外傷の過去があるとなりやすいです。
※肘関節痛の症状は急性期の場合、骨折や脱臼があります。また痛風やリウマチや感染を除外するためにメディカルチェックは欠かせません。